重賞2勝目はレースレコード。タワーオブロンドンが鮮やかに差し切る(第27回アーリントンC)

 4月14日、阪神競馬場で行われた第27回アーリントンC(GⅢ)は、当協会会員、ゴドルフィンのタワーオブロンドン(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎、C.ルメール騎手)が9番手を進み、直線鮮やかに差し切りました。勝ちタイムの1分33秒4はレースレコード。通算成績は6戦4勝、JRA重賞は2017年京王杯2歳Sに続く2勝目になります。
3歳短距離路線の主役の1頭にふさわしい鋭い末脚を披露したタワーオブロンドン
3歳短距離路線の主役の1頭にふさわしい鋭い末脚を披露したタワーオブロンドン
〈優勝馬プロフィール〉
タワーオブロンドン(牡3歳)
馬 主:ゴドルフィン
調教師:藤沢和雄(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社(日高町)
父・Raven's Pass 母・スノーパイン
JRA成績:6戦4勝
JRA獲得賞金:1億2,473万5,000円

〈レーストピックス〉
・ゴドルフィン(H.H.シェイク・モハメドを含む)は高松宮記念(ファインニードル)に続く本年JRA重賞3勝目。アーリントンCは初勝利。
・藤沢和雄調教師は2017年京王杯2歳S(タワーオブロンドン)以来のJRA重賞勝利。アーリントンCは初勝利。
・C.ルメール騎手は桜花賞(アーモンドアイ)に続く2週連続のJRA重賞勝利で、本年4勝目。アーリントンCは初勝利。
・Raven's Pass産駒は2017年京王杯2歳S(タワーオブロンドン)以来のJRA重賞勝利で、通算2勝目。
・アーリントンCの勝ち馬から後のGⅠホースが7頭誕生している。2017年ペルシアンナイト(2017年マイルCS)、2014年ミッキーアイル(2014年NHKマイルC、2016年マイルCS)、2013年コパノリチャード(2014年高松宮記念)、2012年ジャスタウェイ(2013年天皇賞・秋、2014年安田記念)、2003年ウインクリューガー(2003年NHKマイルC)、2002年タニノギムレット(2002年日本ダービー)、2001年ダンツフレーム(2002年宝塚記念)。