コースレコード。重賞初挑戦のムーンクエイクが快速披露(第63回京王杯スプリングC)

 5月12日、東京競馬場で行われた第63回京王杯スプリングC(GⅡ)は、当協会会員、有限会社キャロットファームのムーンクエイク(騸5歳、美浦・藤沢和雄厩舎、C.ルメール騎手)が10番手から差し切りました。勝ちタイム1分19秒5は従来の記録を0秒1更新するレコードタイム。通算成績は12戦6勝、重賞初制覇になります。
10番手から鋭く伸びて、キャンベルジュニアをアタマ差差し切ったムーンクエイク
10番手から鋭く伸びて、キャンベルジュニアをアタマ差差し切ったムーンクエイク
〈優勝馬プロフィール〉
ムーンクエイク(騸5歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:藤沢和雄(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・アドマイヤムーン 母・リッチダンサー
JRA成績:12戦6勝
JRA獲得賞金:1億3,665万7,000円

〈レーストピックス〉
・有限会社キャロットファームは東京新聞杯(リスグラシュー)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。京王杯スプリングCは初勝利。
・藤沢和雄調教師は青葉賞(ゴーフォザサミット)に続くJRA重賞勝利で、本年3勝目。京王杯スプリングCは2014年(レッドスパーダ)以来7回目の勝利。本レース7勝は歴代調教師最多勝利。2位は尾形藤吉元調教師の5勝。
・C.ルメール騎手はアーリントンC(タワーオブロンドン)に続くJRA重賞勝利で、本年5勝目。京王杯スプリングCは初勝利。
・アドマイヤムーン産駒は高松宮記念(ファインニードル)に続くJRA重賞勝利で、本年4勝目。京王杯スプリングCは初勝利。
・勝ちタイムの1分19秒5は、2012年ミトラ(コースレコード)および2016年サトノアラジン(レースレコード)が記録した1分19秒6を0秒1更新するレコードタイム。