障害で素質開花。アスターサムソンがスタミナを生かして重賞初制覇(第20回京都ハイジャンプ)

 5月12日、京都競馬場で行われた第20回京都ハイジャンプ(J・GⅡ)は、当協会会員、加藤久枝氏のアスターサムソン(騸5歳、栗東・中竹和也厩舎、林満明騎手)が4番手から徐々に進出して2周目で先頭を奪い、後続を引き離しました。勝ちタイムは4分33秒8。障害レースの通算成績は5戦3勝、重賞は初挑戦初制覇になります。
オープン特別の三木ホースランドパークジャンプSに続き2連勝を飾ったアスターサムソン(帽色・赤)
オープン特別の三木ホースランドパークジャンプSに続き2連勝を飾ったアスターサムソン(帽色・赤)
〈優勝馬プロフィール〉
アスターサムソン(騸5歳)
馬 主:加藤久枝氏
調教師:中竹和也(栗東)
騎 手:林満明
生産者:(有)社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
父・メイショウサムソン 母・アドマイヤマダム
JRA成績:21戦4勝(うち障害5戦3勝)
JRA獲得賞金:7,797万7,000円(うち障害6,657,7,000円)

〈レーストピックス〉
・加藤久枝氏は1983年京王杯スプリングH(イーストボーイ)以来のJRA重賞勝利。京都ハイジャンプは初勝利。
・中竹和也調教師は2017年小倉サマージャンプ(ソロル)以来のJRA重賞勝利。京都ハイジャンプは2011年(タマモグレアー)以来2回目の勝利。
・林満明騎手は阪神スプリングジャンプ(アップトゥデイト)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。京都ハイジャンプは2011年(タマモグレアー)以来2回目の勝利。
・メイショウサムソン産駒は福島牝馬S(キンショーユキヒメ)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。京都ハイジャンプは初勝利。