折り合いは完璧。三冠最終戦はアーバンシックが快勝(第85回菊花賞)

 10月20日、京都競馬場で行われた第85回菊花賞(GⅠ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのアーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、C.ルメール騎手)が最後の直線で堂々と抜け出しました。芝3,000m(良馬場)の勝ちタイムは3分4秒1。通算成績は7戦4勝、重賞レースは2024年セントライト記念に続き2勝目になります。
14番手から徐々に進出したアーバンシック。2着ヘデントールに2馬身半差を付けた
14番手から徐々に進出したアーバンシック。2着ヘデントールに2馬身半差を付けた
〈優勝馬プロフィール〉
アーバンシック(牡3歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:武井亮(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・スワーヴリチャード 母・エッジースタイル
通算成績:7戦4勝
総獲得賞金:350,448,000円

〈レーストピックス〉
・アーバンシックは、JRA・GⅠレースは3回目の挑戦で初勝利。JRA重賞レースはセントライト記念に続く勝利で本年2勝目、通算2勝目。
・(有)シルクレーシングは、本レースは所有馬17頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2023年ジャパンC(イクイノックス)以来の勝利で本年初勝利、通算23勝目。この勝利で7年連続でのJRA・GⅠレース勝利となった。JRA重賞レースはセントライト記念(アーバンシック)以来の勝利で本年4勝目、通算101勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・武井亮調教師は、本レースは管理馬2頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは管理馬延べ16頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースはセントライト記念(アーバンシック)以来の勝利で本年2勝目、通算3勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは2023年(ドゥレッツァ)に続く勝利で通算4勝目。JRA・GⅠレースは前週の秋華賞(チェルヴィニア)に続く勝利で本年3勝目、通算53勝目。JRA重賞レースは前週のアイルランドT府中牝馬S(ブレイディヴェーグ)に続く勝利で本年10勝目、通算157勝目。
・スワーヴリチャード産駒は、本レースは産駒初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2023年ホープフルS(レガレイラ)以来の勝利で本年初勝利、通算2勝目。JRA重賞レースはセントライト記念(アーバンシック)以来の勝利で本年4勝目、通算6勝目。