「未勝利-特別-重賞」と3連勝。夢が広がるスマイルスルー(第26回京都ジャンプS)

 11月9日、京都競馬場で行われた第26回京都ジャンプS(J・GⅢ)は先手を奪った、当協会会員、吉田勝己氏のスマイルスルー(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、高田潤騎手)が8馬身差で快勝しました。障害・芝3,170m(良馬場)の勝ちタイムは3分33秒4。通算成績は15戦4勝、重賞レースは初勝利になります。
最終障害を越えて後続を8馬身引き離したスマイルスルー。障害界の主役候補が誕生した
最終障害を越えて後続を8馬身引き離したスマイルスルー。障害界の主役候補が誕生した
〈優勝馬プロフィール〉
スマイルスルー(牡4歳)
馬 主:吉田勝己氏
調教師:斉藤崇史(栗東)
騎 手:高田潤
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ルーラーシップ 母・スマイルシャワー
通算成績:15戦4勝(うち障害6戦3勝)
総獲得賞金:74,104,000円(うち障害62,304,000円)

〈レーストピックス〉
・スマイルスルーは、本レースは初挑戦で初勝利。JRA重賞レースも初挑戦で初勝利。
・斉藤崇史調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA重賞レースはプロキオンS(ヤマニンウルス)以来の勝利で本年2勝目、通算20勝目。
・高田潤騎手は、本レースは16回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは東京ハイジャンプ(ジューンベロシティ)以来の勝利で本年3勝目、通算23勝目。なお、この勝利でJRA障害通算147勝となり、長池辰三元騎手を抜いてJRA史上単独第10位の記録となった。
・ルーラーシップ産駒は、本レースは本年の産駒2頭を含む延べ6頭の出走で初勝利。JRA重賞レースはマイラーズC(ソウルラッシュ)以来の勝利で本年4勝目、通算34勝目。