トップハンデのアラタが15回目の挑戦で念願の重賞初制覇(第60回福島記念)

 11月10日、福島競馬場で行われた第60回福島記念(GⅢ)は当協会会員、村田能光氏のアラタ(牡7歳、美浦・和田勇介厩舎、大野拓弥騎手)が、最後方から鮮やかに追い込みました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは2分0秒7。通算成績は26戦7勝、重賞レースは初勝利になります。
最後方から大外を回って追い込んだアラタがフェアエールングに1馬身差を付けた
最後方から大外を回って追い込んだアラタがフェアエールングに1馬身差を付けた
〈優勝馬プロフィール〉
アラタ(牡7歳)
馬 主:村田能光氏
調教師:和田勇介(美浦)
騎 手:大野拓弥
生産者:社台ファーム(千歳市)
父・キングカメハメハ 母・サンシャイン
通算成績:26戦7勝
総獲得賞金:207,293,000円

〈レーストピックス〉
・アラタは、本レースは3回目の挑戦で初勝利。JRA重賞レースは15回目の挑戦で初勝利。
・和田勇介調教師は、本レースは管理馬延べ3頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2021年レパードS(メイショウムラクモ)以来の勝利で本年初勝利、通算2勝目。
・大野拓弥騎手は、本レースは8回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは2022年デイリー杯2歳S(オールパルフェ)以来の勝利で本年初勝利、通算12勝目。
・キングカメハメハ産駒は、本レースは2015年(ヤマカツエース)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは前週のアルゼンチン共和国杯(ハヤヤッコ)に続く勝利で本年5勝目、通算143勝目。