未勝利戦から3連勝。確かな成長の跡を印すエルトンバローズ(第72回ラジオNIKKEI賞)

 7月2日、福島競馬場で行われた第72回ラジオNIKKEI賞(GⅢ)は当協会会員、猪熊広次氏のエルトンバローズ(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、西村淳也騎手)が4番手から抜け出しました。芝1,800mの勝ちタイムは1分46秒9(良馬場)。通算成績は7戦3勝、重賞レースは初勝利になります。
先行したシルトホルン、鋭く追い込むレーベンスティールを難なく抑えて、重賞ウイナーの仲間入りを果たした
先行したシルトホルン、鋭く追い込むレーベンスティールを難なく抑えて、重賞ウイナーの仲間入りを果たした
〈優勝馬プロフィール〉
エルトンバローズ(牡3歳)
馬 主:猪熊広次氏
調教師:杉山晴紀(栗東)
騎 手:西村淳也
生産者:桑田牧場(浦河町)
父・ディープブリランテ 母・ショウナンカラット
通算成績:7戦3勝
総獲得賞金:60,967,000円

〈レーストピックス〉
・エルトンバローズは、JRA重賞レースは初挑戦で初勝利。
・杉山晴紀調教師は、本レースは管理馬3頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは天皇賞(春)(ジャスティンパレス)以来の勝利で本年3勝目、通算16勝目。
・西村淳也騎手は、本レースは2回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースはマーメイドS(ビッグリボン)以来の勝利で本年3勝目、通算5勝目。
・ディープブリランテ産駒は、本レースは2017年(セダブリランテス)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2020年日経新春杯(モズベッロ)以来の勝利で本年初勝利、通算4勝目。